国際派エリートは雑談が重要?
海外のエリートの人たちは雑談が結構好きなイメージ
イギリスの5つ星ホテルでインターンしてた時も、
役員の人やCEOなんかはそこそこ雑談して盛り上がった記憶があるので
それについて書いていこうと思う。
1.雑談の内容は?
大体は国際政治、経済、文化、社会とか何となくハイソな内容についてや、
雑談している人が外国人だったりすると、
「君の国ではこの問題はどうなの?」とか聞かれたりします。
私が質問された内容では、
「イギリスの経済構造の欠点ってなんだろね?日本はバブルあったしわかるでしょ?」とか
「日本国民は日本の皇室のことをどう思ってる?イギリス王室との違いってなに?」
「日本ってなんでクリスマス祝ってるの?神道ってなに?仏教との違いは?」
意外に回答が難しい内容をバシバシ聞いてきます。
たまに日本通なエリートも居るので、
「三島由紀夫の金閣寺におけるナルシシズムは敗戦のどのような影響を受けているのか」とかヲタクなこと聞かれます。(普通に答えられなかったですけども....)
聞いてくる外国人はかなりのエリートな方々で、
オックスフォード卒のインターン先の上司とか、そのインターン先のCEOとかから
質問され、しかも彼らは 地頭が良い+知識の幅がスゲー広い
一辺倒な解答をしても、それに対してツッコミが入るのでふつうに疲れる。
雑談というよりかは議論をしている感覚の方が近い。
2.雑談出来ないとどうなるの?
話していたクラス(社会的な地位)の人たちと会話する機会が減る
そのクラスの人たちには必須の知識が足りてないと認識されて、
「コイツと話すのは自分たちとって得るものが無いんじゃないかな?」
と、思われます。(経験談)
欧米人は一般教養を元にした雑談が出来ることも、
一種の重要なステータスなのではないかな?と節々に感じる時がありました。
逆にある適度話せたりすると、距離が縮まるのでいい雰囲気で
仕事を進めることもある。
もちろん、そんなことしなくてもそもそもいい雰囲気で仕事は出来ているけども、より良くするためにもやってもいいと思う。
3.雑談出来るようにするには?
国際ニュース(BBCとかCNN、アルジャジーラ)の記事とかニュース動画を見て、
自分の立ち位置を常に考えてみるのがいいと思います。
例えば、「トランプ政権はオバマケアを実質上、撤廃にした。」
と言った記事に対して、
オバマケアについては賛成?反対? と立場を自分なりに決めてみる。
「オバマケアについては反対であり、その理由はアメリカは社会的に全てを自己責任でまかなうことが良しとされ、この国民皆保険はアメリカの社会的に合わない」
みたいに、あるトピックに対して自分の立場を決めて、理由を考えると有効かも。
あとは本読むのがいいと思う。
私の圧倒的オススメ本は落合陽一先生の「日本再興戦略」
落合陽一先生については、またそのうち紹介したいです。